世界の歴史

この本を読むみなさんへ
世界の国ぐにには、それぞれに歴史があり、日本に住む私たちの現在の生活にも大きな影響を与えています。
この本では、人類の誕生から、まさに私たちが生きている現代までの歴史をあつかっています。
ヨーロッパの歴史で大きな転換期となるフランス革命や、アメリカの現代の歴史を知るうえで大切な公民権運動をはじめ、毎日のニュースでとりあげられるアフリカの植民地化と独立、アラブの文化と歴史まで、さまざまな地域の歴史があらゆる角度から紹介されています。
世界の人たちの生きざまを知って、未来を生きていくあなたの人生を豊かなものにしてください。
（日本語版監修　増田ユリヤ）

1500以上の写真とイラスト、地図、図版で生き生きと世界の歴史の動きが、そして現代との関連がつかめるビジュアルヒストリーブック！

この本の大部分を占める年表形式のページをたどってながめていると、イスラム教の創始者ムハンマドと聖徳太子、隋朝二代目皇帝煬帝が、ほとんど同時代人であることに気づきます。
源平合戦の時代、それは十字軍とアンコール・ワットの時代でもあること。
本当の意味での医学は、16世紀からようやく始まったこと。
産業革命の時代には、欧米でも子どもは労働力だったこと。
パレスチナ問題の糸のもつれは、遠い過去から始まっていたこと。
世界の歴史の流れは、けっしてひと筋ではなく、おびただしい数の細い流れが、時に離れ、時に絡みあい合流して、大きな流れとなって現在へと流れこんでいます。
そうした世界の数多の歴史上の出来事を、美しいビジュアルで俯瞰することができる、新しい世界史図鑑です。

【この本の特徴】
・豊富なビジュアルで、世界の歴史が一目でわかる
・日本・アジア・アメリカ・ヨーロッパ・アフリカ──世界で何が同時期に起きていたかがつかめる
・歴史を知ることで、現代のニュースがより深くわかる
・その時代を生きた人びとの言葉、子どもたちの様子を描く特集ページなどで、歴史がより生き生きと伝わってくる