丸亀ドイツ兵捕虜収容所物語

丸亀ドイツ兵捕虜収容所物語

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出版社
えにし書房
著者名
高橋輝和
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2014年11月
判型
B6
ISBN
9784908073069

日本も参戦した第一次世界大戦開戦から100 年!

映画「バルトの楽園」の題材となり、脚光を浴びた板東収容所に先行し、模範的な捕虜収容の礎を築いた 丸亀収容所 に光をあて、その全容を明らかにする。公的記録や新聞記事、日記などの豊富な資料を駆使し、当事者達の肉声から収容所の歴史や生活を再現。貴重な写真・図版66 点収載。



《目次》

第1話「大いに友好的に、同情を込めて歓迎します」― 捕虜の到着 ―

第2話「美しい日本における無料の休養期間」― 収容所生活 ―

第3話「彼らは退屈に苦しんでいる」― 民間ドイツ人の慰問 ―

第4話「捕虜達を蹴ったり、殴ったり」― 収容所からの密告 ―

第5話「忘恩は世の常」― メッケル将軍の縁者 ―

第6話「侮辱的取り扱い」― ランツェレ大尉事件 ―

第7話「人間社会から隔離されている」― 捕虜将校の嘆き ―  

第8話「そこは異常な過密状態」― 米国大使館員の来訪調査 ―

第9話「他の捕虜と折り合い悪しき者」― 特殊捕虜 ―

第10話「大きな愚行」― 捕虜の脱走 ―

第11話「我が国産業の発達・利益に資す」― 捕虜の労働と技術指導 ―

第12話「参考となる物多し」― 製作品展覧会 ―

第13話「気分は最低」― 板東への移転 ―

第14話「遠処宿縁」― 元捕虜の丸亀再訪 ―

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