多角的な視点で組織・社会の可能性を探り、
さまざまな立場の人がともに新たなストーリーを
紡ぐことを通じて根本的な変化を引き起こす
「変容型シナリオ・プランニング」。
南アフリカ民族和解、コロンビア内戦和解をはじめ、
世界各地で変革プロジェクトを導いてきた
ファシリテーターがその手法と実践を語る。
本書は、未来を変える努力をすることを選んだものの、一方的には変えられないと実感している人たちのために書いた。自分の住む都市や国の、あるいは世界の未来を変えようとしている人たち。健康、教育、経済、環境の問題に取り組んでいる人たち。ビジネスや政府や市民社会の立場から行動している人たち。本書は、こうした人たち、すなわち、だれかと―友人や仲間だけでなく、見知らぬ人や敵対する人とも―ともに行動して、行き詰まりから脱し、前進し、変化を創造する方法を模索している人たちに読んでほしい。(「はじめに」より)
ネルソン・マンデラは「長引く対立の影響の一つは、何が可能かというビジョンの幅を狭めてしまうことだ」と述べている。変容型シナリオ・プランニングは、何が可能かという意識を広げる。それによって、私たちの絶望感や無力感を乗り越えやすくなる。よりよい未来を共創できるようにしてくれるのだ。(「日本語版への序文」より)
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