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単細胞で脳も神経もなく、大きさも性別も、生物学上の分類さえ融通無碍な生物・粘菌。その粘菌が人間でも難しい迷路を解き、現代の発達した交通網をも独自に作り上げてしまう。単細胞生物でありながら、どこまでも賢い。その賢さはどこからやってくるのか。
日々複雑怪奇な思考に挑んでいるようで、実はヒトがいつしか忘れがちな「単純に見えて賢い思考のプロセス」を、今こそ粘菌に学ぶべし。「人びとを笑わせ、そして考えさせる研究」に贈られるイグ・ノーベル賞を2度も受賞した著者が、粘菌の生態と秘密、そして生物の秩序づくりのしくみを明らかに。現代社会をもチクリと風刺する知的興奮あふれる1冊。
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