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なぜかあの人には逆らえず、いつも言いなりになってしまう……。
それは他人を操って支配する「マニピュレーター」かもしれない。
ふだんは優しさの仮面をかぶり、時に激情的にふるまい、
人を攻撃し、あるいは甘い言葉で丸め込む。
罪の意識を持たず、自分を通すためには手段を選ばない。
理不尽な彼らの行動になぜ毅然と逆らうことができないのか?
誰にもわかってもらえない「心の暴力」の正体をとらえ、
自分の身を守るすべを臨床心理学者が教える。
複雑な人間関係に悩む現代人必読の書。
単行本『あなたの心を操る隣人たち―― 忍びよる「マニピュレーター」の見分け方、対処法』改題。
<目次より>
パートⅠ マニピュレーターの正体
プロローグ 誰も気づかない「攻撃性」
第1章 「攻撃性」と「隠された攻撃性」
第2章 勝つことへの執着
第3章 満たされない権力への欲望
第4章 虚言と誘惑への衝動
第5章 手段を選ばない闘い
第6章 こわれた良心
第7章 相手を虐げて関係を操作する
第8章 親を思いのままに操る子ども
パートⅡ マニピュレーターと付き合う
第9章 人を操り支配する戦略と手法
第10章 相手との関係を改める
エピローグ 寛容社会にはびこる攻撃性
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