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野郎と寝るくらいなら尼になる。
そう決めているサラリーマンの久留米だが、なぜか近頃同性の友人・魚住が気になって仕方ない。
距離を置くため同居を解消することに。
一方、魚住のもとには日下部という男が現れ、「あんたが兄貴を殺したんやろ?」と衝撃的な言葉を投げかける……。
日下部の兄と魚住の間に、かつてなにがあったのか?
感情の欠落した魚住が、少しずつ知る生きる意味、幸福――そして。
恋とその痛みの物語、第二巻。
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