沖縄、脱植民地への胎動

沖縄、脱植民地への胎動

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出版社
未来社
著者名
知念ウシ , 與儀秀武 , 桃原一彦 , 赤嶺ゆかり
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2014年8月
判型
B6
ISBN
9784624410988

PR誌「未来」の連載「沖縄からの報告」2012年3月号~2014年3月号を単行本化。
 普天間基地の移設問題、オスプレイ配備問題、竹富町の教科書問題など、政治・軍事から教育・言語にまでわたって沖縄の大地と文化を収奪する日本の「植民地主義」を批判し、「脱植民地」の思索と実践を報告する時事論集。「未来」2013年12月号~2014年6月号で掲載された、知念ウシ氏と石田雄氏との暴力・植民地をめぐる往復書簡も収録する。

目次
第一部
 知念ウシ
  「どうして沖縄の正月は学校が休みにならないの」/なぜ岩国×で沖縄は〇なのか/普天間基  地の中に入ってみた/オスプレイ腰
 與儀秀武
  海岸線の思考/エリアの構想力/沖縄文化の潜勢力/独立論の行方
 桃原一彦
  「井戸」の底でつながるスタンディング・アーミー/身体を主語においたユートピアへ向けて/脱  植民地化と「対決性」/「善意」で舗装された道はどこへ向かう?

第二部
 知念ウシ
  沖縄人の命のためのフェンス行動/ギブアップ フテンマ!/フェンスぬ島小(しまーぐゎー)や  さやさやさやさ
 赤嶺ゆかり
  立ち位置とジニオロジー/Yuree ワッターを主体化する空間/テーミヌユーを目指して/ワッタ  ーELT:沖縄英語教育再考
 桃原一彦
  世代間の断層と再政治化/それぞれの「構築される信念」/二〇二〇年の〈喪〉とポワカッツィの  ゆくえ/「バナナ・ボート」狂想曲

第三部
 石田雄
  知念ウシさんへの手紙――『シランフーナー(知らんふり)の暴力』を読んで
 知念ウシ
  石田雄さんへの手紙――『シランフーナー(知らんふり)の暴力』をめぐって
 石田雄
  知念さんの御批判への応答
 知念ウシ
  石田雄さんへのお返事
 石田雄
  「灰色の領域」はどこのこと?――知念さんへの御返事
 知念ウシ
  石田さんへの手紙

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