"『暴力論』の著者として知られる革命的サンディカリスト、ジョルジュ・ソレル(1847-1922)の著作群のうち、彼が革命的サンディカリズムに接近して以降の代表的論著3篇を訳出した、日本語版独自の論集。19世紀末~20世紀初め、フランスのサンディカリストたちが推進する総罷業をはじめとする実践活動に社会主義の新たな可能性を見いだしたソレルが、教条主義的なマルクス主義者たちと一線を画しながら、独自に理論を構築していった軌跡に迫る。
目次
労働組合の社会主義的将来(上村忠男訳)
“L’avenir socialiste des syndicats,” L’humanite nouvelle, II (1898).
マルクス主義の分解(竹下和亮訳)
La decomposition du marxisme (Paris, Marcel Rivi?re, 1908)
『プロレタリアートの理論のための素材』へのまえがき(金山準訳)
“Avant-propos,” in: Materiaux d’une theorie du proletariat (Paris, Marcel Rivi?re, 1919)
〔解説〕ソレルとマルクス主義(上村忠男)"
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