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こんな日本人がいた! 命がけで人を守り、戦い抜いた男。
「艦砲射撃・火炎放射器・集団自決。
そんな沖縄戦の中で『生きろ』と号令した知事。
TBSのラジオ・テレビが伝えたウチナーの戦が本になった。」
――永六輔
1945年1月太平洋戦争の最中、米軍が迫る沖縄に戦中最後の知事として赴任。5カ月の間だが、県民保護の立場を貫き通し、沖縄県民と最後まで行動をともにした。玉砕が叫ばれる中で「生きろ」と言い続けた島田の生き方を通して、沖縄戦とはどのようなものだったのかを伝え、命の重みを問う。
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