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日本の産業を知ることはとても大事!!
日本のことを理解するには、私たちの生活を支えている産業を知ることもたいせつです。日本は昔から稲作をはじめとした農業が盛んでした。周囲を海に囲まれているため水産業も発達してきました。さらには、国土の4分の3が山地で広大な森林が広がっていたため林業も盛んでした。しかし、戦後の高度経済成長期を経ると、工業(第二次産業)がさかんになり、第一次産業は少しずつ後退し、エネルギー資源として重要だった石炭を掘る鉱業も輸入石油に押されていきました。現在、産業構造の中で最も大きな割合を占めているのはサービス業(商業)などの第三次産業です。しかし、どの産業も私たちの暮らしを支えていることには変わりはありません。本書は日本列島の白地図上に産業の情報を落とし込み、子どもたちに書きこませ、その解説を読むことで日本の産業を理解するものです。また、東日本大震災以降のエネルギー事情の変化についても触れていくことで、日本の未来の姿も見えてきます。書き取りページに関しては、CD-ROMにデータが収載してあるので、いちいち消さなくても何度でも、覚えるまで書き取りをすることができます。中学受験にも役立ちます。
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