きみは赤ちゃん

きみは赤ちゃん

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出版社
文藝春秋
著者名
川上未映子
価格
1,430円(本体1,300円+税)
発行年月
2014年7月
判型
B6
ISBN
9784163900704

35歳ではじめての出産。それは試練の始まりだった!

芥川賞作家の川上未映子さんは、2011年にやはり芥川賞作家の阿部和重さんと結婚、翌年、男児を出産しました。つわり、マタニティー・ブルー、出生前検査を受けるべきかどうか、心とからだに訪れる激しい変化、そして分娩の壮絶な苦しみ……妊婦が経験する出産という大事業の一部始終が、作家ならではの観察眼で克明に描かれます。

さらに出産後の、ホルモンバランスの崩れによる産後クライシス、仕事と育児の両立、夫婦間の考えの違いからくる衝突、たえまない病気との闘い、卒乳の時期などなど、子育てをする家族なら誰もが見舞われるトラブルにどう対処したかも、読みどころです。

これから生む人、すでに生んだ人、そして生もうかどうか迷っている人とその家族に贈る、号泣と爆笑の出産・育児エッセイ!

〈目次〉

出産編 できたら、こうなった!



陽性反応

つわり

出生前検査を受ける

心はまんま思春期へ

そして回復期

恐怖のエアロビ

かかりすぎるお金と痛みについて

生みたい気持ちは誰のもの?

夫婦の危機とか、冬

そして去ってゆく、生む生むブルー

いま、できることのすべて

乳首、体毛、おっぱい、そばかす、その他の報告

破水

帝王切開

なんとか誕生



産後編 生んだら、こうなった!



乳として

かわいい?拷問

思わず、「わたし赤ちゃんに会うために生まれてきたわ」と言ってしまいそう

頭のかたちは遺伝なのか

3ヶ月めを号泣でむかえる

ひきつづき、かかりすぎるお金のことなど

髪の毛、お肌、奥歯に骨盤、その他の報告

父とはなにか、男とはなにか

夫婦の危機とか、夏

いざ、離乳食

はじめての病気

仕事か育児か、あらゆるところに罪悪感が

グッバイおっぱい

夢のようにしあわせな朝、それから、夜

ありがとう1歳

あとがき

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