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初出し!枝雀50代の貴重な「青菜」登場!
大好評発売中の第2シリーズ第1巻(収録「高津の富」「軒づけ」)に続き刊行の第2巻。収録演目は、「青菜」と「七度狐」です。
「青菜」は東京でもおなじみの噺ですが、枝雀の「青菜」は、旦那も植木屋の女房も長屋の友達も、登場人物が誰も彼も実に優しく、爆笑の後にポッと心が温まる一席です。これまで発売されている映像は70年代~80年代のものが中心ですが、今回収録は94年、十八番「青菜」、50代の貴重な高座。必見です!
もう一席「七度狐」は逆に上方以外では、あまり掛けられない演目かもしれません。元は江戸時代・寛政10年出版のお伊勢参りを題材にした笑話本の一編で、一度ひどい目に遭わされたら、その相手を七度化かす、という執念深い狐の噺。化かされた旅人が何とも可笑しく、お腹がよじれるほど笑える傑作です。
書籍の「枝雀と私」には、ドラマで共演し交流を深めた近藤正臣氏のとっておきのエピソードや思い出話が語られます。
【編集担当からのおすすめ情報】
初夏~夏にかけて、寄席などでも演じられることの多い「青菜」。枝雀師匠50代の高座は、大爆笑しながらも、「落語の国の住人は、ホンマにええヤツたちやなぁ」とほっこりする、本当に心温まる噺。緑を通る風の爽やかさや、庶民のささやかで幸せな生活が目の前に浮かびます。既に「青菜」のDVDをお持ちの方は、30代、40代の枝雀師匠と今回収録の「青菜」見比べてみるのも絶対おすすめです。
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