母さんが消えた夏

講談社・文学の扉

母さんが消えた夏

取り寄せ不可

出版社
講談社
著者名
キャロライン・アダーソン , 田中奈津子
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2014年6月
判型
B6
ISBN
9784062832298

ある日、母親が突然いなくなってしまった兄弟の物語。
以前も里親にだされたことのある兄のカーティスは、兄弟がばらばらになって里親先で幼い弟がいじめられることだけは避けなくては、と母の不在を福祉事務局に知られないよう必死に隠し、わずかに残った食料や現金で食いつないで健気に母の帰りを待っている。そのうちに向かいの家の風変わりなおばあさんがそんな二人の様子に気がつき、買い物を頼んだり、家に呼んで料理をふるまったりするのだが・・・。
とうとう大家さんが警察をつれて兄弟の自宅を訪ねてくる事態となり、兄弟はおばあさんの運転する車でおばあさんが持っている湖のそばの小さな小屋で夏休みを過ごすことになる。
母さんはどこへ行ってしまったのか、おばあさんは何者なのか、謎を追いながら読み進められる、ミステリーの要素を含んだ、感動ヒューマンドラマ作品。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top