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より豊かな生活を求めて「経済成長」を続けてきた現代社会。しかし、行き過ぎた経済開発は自然環境を破壊し、より多く働くことを強制づける資本主義によって人びとの生活時間も労働に圧迫されつつある。このまま「経済成長」を維持することはできるのだろうか。仮に続けられるとして、それが未来のためになるのだろうか。
人間としての豊かな生活とは何か。「脱成長」の旗手ラトゥーシュとアルパジェスが「脱成長」のエッセンスを解説し、「成長」からの決別を説く。
目次
序 章 いまこそそのとき
第1章 時間の多様性の喪失:方向転換の必然性
第1節 生産至上主義の名のもとに押しつぶされた時間
第2節 強制されたスピード
第3節 製品寿命の人為的操作
第4節 永遠を現在に:持続可能な発展
第5節 仮想的な時間
第6節 時間を売るということ
第2章 本来の時間をとりもどす
第1節 時空間の再構築
第2節 より良く生きるために働く量を減らそう
第3節 隔たりを減らし、ゆとりを見出す
第4節 地域活動の再発見
第5節 時間を元に戻す
終 章 同じ世界で別の生き方をする
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