リクルートの深層

イースト新書

リクルートの深層

取り寄せ不可

出版社
イースト・プレス
著者名
大下英治
価格
998円(本体907円+税)
発行年月
2014年4月
判型
新書
ISBN
9784781650265

平成最大の経済疑獄リクルート事件は、まさに元号が「昭和から平成へ」と変わったバブルという狂騒と暴騰の時代に起こった叙事詩であった。その主人公・江副浩正は母が三人変わるという複雑な生い立ち、妻妾を同居させるという厳格で放蕩な数学教師だった父の影が生涯つきまとった。政財界を揺るがした東大出のベンチャーの元祖の私生活は、あまりにもその時代と裏腹に孤独で屈折していた。いまや人材輩出の成長遺伝子を誇り、売上高一兆円超の巨大情報帝国を創業した複雑な男の深層を追う巨艦ノンフィクション。

大下英治
1944 年広島県に生まれる。1 歳のとき被爆。父を失う。苦学の末、広島大学文学部仏文学科を卒業。大宅壮一マスコミ塾第七期生。1970年、『週刊文春』特派記者いわゆる“トップ屋”として活躍。圧倒的な取材力から数々のスクープをものにする。月刊『文藝春秋』に発表した『三越の女帝・竹久みちの野望と金脈』が大反響を呼び、三越・岡田社長退陣のきっかけとなった。1983年、『週刊文春』を離れ、作家として独立。政治、経済、芸能、闇社会まで幅広いジャンルにわたり旺盛な執筆活動を続ける。『小説電通』でデビュ後、『実録 田中角栄と鉄の軍団』、『美空ひばり 時代を歌う 』、『小沢一郎の最終戦争』、『昭和闇の支配者』〈全六巻〉、自叙伝『トップ屋魂』、『巨頭 孫正義』、『田中角栄秘録』(イースト新書)、『児玉誉士夫闇秘録』(イースト新書)、『悲しき歌姫 藤圭子と宇多田ヒカルの宿痾』、『日本共産党の深層』(イースト新書)等、著書は400冊以上に及ぶ。

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