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目と耳で感じる、残したい「日本の風景」
本書に収められた100の音風景は、
平成8年(1996年)に環境庁(現在の環境省)が公募した、
全国各地に住む人々が大切にしていて、
将来に残したいと願う”音のある風景”です。
本書では、各所の最新情報と旅ガイド要素も盛り込み、
付録のCDでは、片岡愛之助さんをガイド役に、100の音風景をお聞きいただけます。
日本全国から100の音風景・・・たとえば、
北海道/オホーツク海の流氷
東京都/上野のお山の時の鐘
神奈川県/横浜港新年を迎える船の汽笛
長野県/塩嶺の小鳥のさえずり
奈良県/春日野の鹿と諸寺の鐘
福岡県/唐津くんちの曳山囃子
鹿児島県/出水のツル
読みながら聞きながら、次の旅先を決めるきっかけとして、
まずは想像上の旅をお楽しみください。
選定前年の1995年、
阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件という、大きな出来事がありました。
日本が揺れ動く中、発表された、「残したい“日本の音風景”100選」でした。
2011年3月11日の東日本大震災を経て、
「日本の音風景」が選定された時期と重なるような気がする今、
改めて、音風景を見直してみました。ぜひご覧ください。
【編集担当からのおすすめ情報】
100の音風景にプラスしたコラム、
「まだまだあります! 日本の音風景」は必見です!
「鐘」「生き物」「生活・文化」「水」「祭り」といった項目ごとに、56か所の音風景を紹介しています。
日本にはまだまだ、好奇心をそそる場所があるんだと、旅心が刺激されます!
CDのナレーションを務める片岡愛之助さんと、日本文学研究者・ロバート キャンベル教授の「私的音風景」もお楽しみください。
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