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5 歳のとき、広島で被爆した母親 。それから25年後、金亨律は釜山で生まれた。「先支援、後究明」を掲げ、「被ばく者の生存権」を求めた魂の言葉を紡いだ書。
いのちは続かねばならない。原爆被害者2世のための運動を続けること。それ自体が、叔父さんの生(いのち)だと言いたい。たとえ肉体は白い灰になったとしても、その志は生き残って現在も生き続けているのではないか。だから、「生は続かねばならない」という叔父さんの言葉は、「私たちは今後も原爆2世の人権伸長のための運動を続けねばならない」という遺志とも重なるのだ。家族、支援者だけではなく、すべての人がともに歓びあえる日まで。韓国の原爆被害者すべてが微笑みあえる、その日まで。
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