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来たる平成二十六年一月の選考で第150回を迎える直木賞。二十一世紀初の受賞者は、第124回の重松清、山本文緒の両氏でした。本書は、この回から第150回までの三十四名の人気作家と新受賞者の受賞エッセイをまとめた一冊。『オール讀物』の直木賞掲載号のエッセイもしくはロングインタビューに加えて、奥田英朗氏のみ書きおろし随筆が入ります。それぞれのエッセイが多くの作家のキャリアの結節点を記している面白さはもとより、エンターテイメント小説界のひとつの大きな潮流をつぶさに感じとれる内容になっています。
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