八幡神とはなにか

角川文庫 角川ソフィア文庫

八幡神とはなにか

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出版社
KADOKAWA
著者名
飯沼賢司
価格
836円(本体760円+税)
発行年月
2014年3月
判型
文庫
ISBN
9784044094607

東大寺の盧舎那大仏建立を契機に、九州宇佐の地から八幡神が入京した。名も知れぬ辺境の神は、なぜ突如歴史の舞台に登場し、日本の神と仏をつなぐ国家神となったのか。道鏡事件、承平・天慶の乱、鎮護国家や摂関政治体制の確立――「託宣」という神の声を発しながら、各時代の政治と宗教に深く関わり、変容し続けてきた足どりを辿る。神仏習合の形成に着目し、謎多き「時を生きる国家神」の実像を解き明かす、新八幡神論!

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