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東日本大震災以降,国内では一時期「絆」という言葉が流行り言葉のようにもてはやされた。1960年代におけるある種の近代文明の危機への反省から生まれた芸術工学と環境設計は,いかなる「絆」を求め,いかにして緑地や都市や建築といったフィジカルなものの整備を通してその「絆」をデザインし得るのか。被災者と復興ボランティアの絆,近世の天皇と町人の絆,建築家と施主・施設利用者の絆,作曲家と聴衆の絆,地域の教会と信徒の絆など,古今東西の思想や事例をもとに考える。
本書は,九州大学芸術工学研究院の環境設計学科の教員たちによる市民講座の講義録である。
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