経部引用書から見た『説文解字繋傳』注釈考
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南唐徐?の著した『?文解字?傳』は、現存する中国最古の字書『?文解字』の全体を通して注釈を施した最初の著作であり、『?文解字』研究上重要なものでありながら、ほとんど研究されてこなかった。本書では『?文解字繋傳』を再評価するため、その評価に深く関わるとされる注釈中に多用される『書』『易』『論語』『詩』『春秋』などの書物の引用について考察し、特に注釈の方法・特徴を明らかにする。
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