中国停滞の核心

文春新書

中国停滞の核心

取り寄せ不可

出版社
文藝春秋
著者名
津上俊哉
価格
913円(本体830円+税)
発行年月
2014年2月
判型
新書
ISBN
9784166609574

米中「G2」論が世界中を席巻したのも今は昔、中国経済が瀬戸際に追い込まれている。財政、投資ともバブル状態のなか、習近平体制が生き残りをかけて選んだ道とは?

「7%経済成長」「16億人市場礼賛」「シャドーバンキング」「リコノミクス」をはじめ、「米中サミット」の成否、防空識別圏問題など、難問山積の中国問題、そして日中問題に処方箋はあるのか?

『中国台頭の終焉』が話題を集めた当代随一のチャイナ・ウォッチャーが、膨大な統計データを基に読み解いた「中国のこれから10年」! ビジネスマン必読!



【目次より】

序章 瀬戸際の中国経済

第1章 「7%成長」のまやかし

第2章 「三中全会」への期待と現実

第3章 これが三中全会決定の盲点だ

第4章 「中国経済崩壊」は本当か

第5章 「経路依存性」との闘い

第6章 危機が押し上げた指導者・習近平

第7章 米中から見た新たな世界――二冊の本を読んで

第8章 「ポスト・中国バブル」期の米中日関係

第9章 中国「防空識別圏」問題の出来

第10章 安倍総理の靖国参拝

第11章 中国「大国アイデンティティ」の向かう先

第12章 当面の日中関係に関する提案――尖閣問題に関する私的な提言

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