取り寄せ不可
ニューヨークの人たちは、お節介で、おしゃべりで、でも孤独。だから、驚くほど、愛くるしい。この街には、温かいじかんが流れている。ベストセラー「ニューヨークの魔法」シリーズ、待望の第5弾! 摩天楼の大都会の街角で、ふと訪れるやさしい出会い――魔法のじかん。野球音痴の著者が、ヤンキースタジアムで取材。クラブハウスでデレク・ジーター選手に質問したものの、彼の日本語が理解できずおかしなやりとりに発展……。松井秀喜氏の引退記者会見では真っ先に手を挙げ、質問。別のシーンでは著者がFBIと疑われるなど、シリーズ最強の珍行動も盛りだくさん。著者がボランティアとして訪れた震災地での、心温まる出会いをつづった東北編も特別収録。文庫書き下ろし。
【NYの魔法シリーズ】
人とのささやかな触れ合いを、ニューヨークを舞台に描く――。NYの小粋な言葉があふれる魔法の本たち。どの話にも、簡単なのに心に響く英語のフレーズが入っている。どの本から読んでも、胸を打つ! 「売れてる本」(朝日新聞)、「ポケットに1冊」(読売新聞)など人気書評コラムで取り上げられた話題のシリーズ。
第1弾『ニューヨークのとけない魔法』
第2弾『ニューヨークの魔法は続く』
第3弾『ニューヨークの魔法のことば』
第4弾『ニューヨークの魔法のさんぽ』
第5弾『ニューヨークの魔法のじかん』
第6弾『ニューヨークの魔法をさがして』
【シリーズ読者の声】
「大丈夫。もっと楽な気持ちで人と接してごらん。そう背中を押してくれる」
「心をわしづかみにされた。自分もこんなふうに生きてみたい」
「いつもこの本に戻ってきたくなる。心が落ち着く、まさに魔法の本!」
「笑いと涙。切なく温かい。英語も学べ、小学生の孫も夢中になって読んでいた」
【著者インタビュー 毎日新聞】
「ニューヨークの魔法」シリーズの第5弾。この本にも地下鉄の中で声をかけてきた女性や、インド人の屋台のおじさんなど、個性的な人々との出会いがユーモラスに描かれている。
・・・ボランティアとして東日本大震災の被災地に赴き、そこで出会った人々との交流を通じて復興への思いをつづっている…最終章「東北と出会う」は当初、収録するつもりはなかったという。震災発生時、ニューヨークにいた岡田さんは、家や自動車が津波にのみ込まれる模様をテレビで見て、母国の大惨事に何もできない無力感と絶望感に涙を流すだけだった。…「被災地のことを書くのはおこがましいようで、文章にしてはいけない」。岡田さんはそう考えていたが、バスに乗り合わせたスティーブという青年に「君は書く才能が与えられているのだから書くべきだ。書いてほしい」と背中を押され、最終章を収録した。スティーブの「2年以上たった今もこうして足を運ぶことで、僕たちは忘れていないと日本人に知ってほしい。希望を捨てないでほしい」という言葉が心に残っている。
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