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【本書の構成と利用法】
本書は,弊社刊行の 数学入試問題詳解 昭和48年から平成24年に収録されている 場合の数・確率 に関連する問題663題を収録した,「場合の数・確率 解法事典」とも言うべきものである.
全体は7章から構成され,各章は「例題と関連事項の解説」,「例題集」から成り立っている.
「例題と関連事項の解説」
実際に大学入試で出題された入試問題の中から 場合の数・確率 に関する基礎事項が確認できる問題を例題として選び出した.例題の後に基礎事項の発展的内容が分かるよう,<関連事項の解説>とその背景となる入試問題を掲載した.
「例題集」
昭和48年から平成24年までに主要大学で出題された 場合の数・確率 に関する問題539題を項目毎に易から難へと配列した.
本書は数学教育に携わる指導者向けのものである.受験生が手にすることがあれば,解説は大学教養レベルの内容もあるため,いささか難しいかもしれないが,例題集は実際の入試問題であるから,場合の数・確率の演習書としても利用できる.
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