これから俳句をはじめるすべての方に!
小学館創立90周年豪華版『日本の歳時記』(2012年1月既刊)は、他社既刊の歳時記と比べ、内容がすべて書き下ろしでわかりやすい、中島千波画伯の「夜桜」の装丁が斬新だ等々、大好評でした。これを季節ごとの『春』『夏』『秋』『冬/新年』に4分冊し、持ち歩きやすいバッグイン・サイズにしたのが、この『読んでわかる俳句』シリーズです。
他に類を見ない特徴は、1掲載全句に俳句鑑賞の解説文つき、2オールカラー写真満載、3季語の配列が百科辞典のように引きやすい、4作句の参考になる例句や俳人解説を増補、5巻末に全巻季語索引など電子辞書やアプリにはない一覧付録が充実、以上の5点です。
5名の編集委員はいずれも「朝日」「読売」「毎日」新聞等の俳壇選者として、またテレビでも「NHK俳句」等にレギュラー出演する、日本を代表する有名俳人の方々です。さらに分冊化の増補にあたり稲畑廣太郎氏(ホトトギス主宰)ほか、次世代の注目俳人の方々にもご執筆いただいています。
読めば必ずわかる! もっと作ってみたくなる! これから俳句をはじめるすべての方に自信をもっておすすめする、歳時記の決定版です。
【編集担当からのおすすめ情報】
俳句の春は、旧暦と同じく立春から始まります。カレンダーにあわせていうと2、3、4月は春、5、6、7月は夏、8、9、10月は秋、11、12、1月は冬、そのうち正月の頃を新年といいます。
風や雲の呼び方、旬の食べ物、時候のあいさつ。旧暦の暮らしには、日本人が自然を愛し心豊かに過ごすための習慣があふれています。二十四節気や七十二候が見直されているのも、そのためではないでしょうか。
そんな日本人ならではの季節感を、「季語」を用いて五・七・五の17文字にあらわしたのが俳句です。そして「歳時記」は、いわば季語の百科事典。俳句を作るためだけでなく、今では読み方さえわからない古事、発祥も知らずに御祝いしている行事など、日本の伝統と文化がギュッとつまった読み物としても楽しめるのです。
今シリーズは「春」「夏」「秋」「冬・新年」の4巻を通じ、写真をふんだんに使い、わかりやすい言葉で季語を説明するよう心がけました。掲載のすべての俳句に鑑賞文がついていますので、俳句の意味がわからないということもありません。小学館ならではの百科や辞典のノウハウも盛り込んだ、引きやすい、わかりやすい、長くご愛用いただける一冊に仕上がっています。
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