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児童保護施設という制度は家族、児童をどう定義化してきたのか。浮浪児や孤児・捨児など社会的養護児童をめぐる枠組みの変容過程を、敗戦後から1970年代後半まで「家族」「母子関係」をめぐってメディアや医学において展開された議論のなかから描き出す。近代家族研究・児童福祉史研究に、新たな視点を提供する一書。
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