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Point de Vue vol.7において山下一史氏の指揮により初演された弦楽合奏曲。演奏時間約15分、単一楽章の作品。
作品は上田秋成の『雨月物語』巻之一所収の「白峰」をテキストとするが、声や言葉は介在しない。「物語の背後から立ち昇る霊気、妖気を反映しながら、同時に回向供養によって救済される魂の浄化を弦楽の響きによって総体的に俯瞰する、という空間の形成を企図したもの。楽曲は、「白峰」のドラマ上の推移から音楽的な創意によって構成した7つのプロットを柱にする。音楽の構造は、標題の持つアトモスフェールを潜在的に内包しつつ、純器楽性に基づいた様式感を軸に組み立てられる。相違なる性格的な音像の提示と対比、拮抗と調和、発展と統一、などを劇性を伴った持続の中で立体的に表現することを試みた。」(作曲者)
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