心療内科の現場でも実践!「心の治癒力」をスイッチONにする!

心療内科の現場でも実践!「心の治癒力」をスイッチONにする!

取り寄せ不可

出版社
BABジャパン
著者名
黒丸尊治
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2014年1月
判型
B6
ISBN
9784862208132

「癒す力」を引きだせば

気持ちがスーッと楽になる!

人は誰でも「心の治癒力」(自分を癒す力)を持っていますが、その力が十分に発揮されないと抱えている悩みや問題は解決されません。本書では、クライアントの「心の治癒力」を最大限に引きだすためのコミュニケーションスキルを現役医師がご紹介します。セラピスト、カウンセラー、看護師、医師など、心身のケアに携わる全ての人に必携の1冊です。


CONTENTS

第1章 何によって人は癒されるのか
体の治癒力、心の治癒力
症状改善のカギは「心の治癒力」
癒しや症状改善を促すもの
・身体感覚を介した「心の治癒力」「体の治癒力」の刺激
・代替療法に対する期待感や信頼感
・セラピストとのかかわりによる安心感や信頼感、癒され感
プラシーボ反応からわかる「心の治癒力」

第2章 「心の治癒力」を引きだすコミュニケーションとは
人の心はパソコンのようには修理できない
「心の治癒力」を引きだすコミュニケーション
「うまくできていること」を引きだす
解決のヒントはクライエント自身の中に
「心の治癒力」を機能させるスイッチを押す

第3章 コミュニケーションの実際
恵美さん(40代女性)の悩み→高2の娘さんとの関係
相手目線に立って話を聴くということ
扱うべきテーマを明確にする
「できていること」に焦点を当てる
問題解決後の変化に焦点を当てる
他人は変えられないと言うけれど…
フィードバックと課題の提示
まとめ:アプローチの全体像

第4章 傾聴力―「心」と「頭」で聴く
相手の話をしっかり聴くために
傾聴技法
相手の目を見て話を聴く
・うなずく、相槌を打つ
・表情、ジェスチャー、声のトーンにも配慮する
・繰り返し
・明確化
・促す
・要約
沈黙への対応
答えを探し求める沈黙(集中の沈黙)
躊躇の沈黙
混乱の沈黙と放心の沈黙
拒絶や抵抗の意思表示としての沈黙
「心」と「頭」で聴く
「心」で聴く――共感と反発
「頭」で聴く――距離感を持って冷静沈着に
「心」で共感的に聴き、「頭」で受け止める

第5章 反応力―「わかってもらえた」を引きだす
「わかる」ということ
「わかってもらえた」という感覚を引きだす
クライエントに対して言葉で反応する
・苦労や努力をねぎらう
・「同意」と「ノーマライズ」
・許可を与える
・コンプリメント

第6章 目指すべき解決像を明確にする
慶子さん(30代女性)の悩み→旦那さんとの関係
表面的な話の一部にとらわれると迷子に
まず、目指すべきゴール(解決像)を明らかにする
山本さん(50代男性)の悩み→地域活動で

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