源氏物語 下

マンガ古典文学

源氏物語

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出版社
小学館
著者名
花村えい子
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2013年12月
判型
B6
ISBN
9784093621977

光源氏の華麗なる生涯、いよいよ佳境!

日本古典文学の名作を原典に沿ってコミック化する話題のシリーズ! 今回配本は『源氏物語』<下>。千年の時を経てもなお人々を魅了してやまない波瀾に富んだ愛憎の王朝絵巻の最終巻。四十路をむかえ初老に達した光源氏のもとに皇女三の宮が降嫁。傷心の紫の上は病に臥してしまう。源氏が紫の上を看まもるうちに、三の宮は柏木の子を懐妊する。事情を知った源氏はふたりの過ちと、己の若き日の不義を重ね合わせながらも、生まれた子を我が子として抱く――。栄華を極める源氏にも、ひそかに暗い影が忍び寄る。嫉妬や哀しみを心に秘めて生きていく一途な女性たち、そしてその生き様とともに、光源氏と紫の上の苦悩の晩年を、フランス国立美術協会正会員でもあるベテラン漫画家・花村えい子が繊細華麗な筆致で描写する。<中>から引き続き、若菜上(其の二)、若菜下、柏木、横笛、鈴虫、夕霧、御法、幻、雲隠までを収録。巻末寄稿は瀬戸内寂聴氏。

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