耳を葬る

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出版社
クオン
著者名
許炯萬 , 吉川凪
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2013年12月
判型
B6
ISBN
9784904855201

韓国ドラマや映画好きの人におすすめの詩集!

情の世界が故郷の風景と一緒に唄として聞こえてくる。詩人は自分の故郷である全羅道の匂い、風、色、人々を韓国郷土詩人許炯萬(ホ・ヒョンマン)の暖かいポエムとポエジーの世界がリズム感たっぷりでうたわれています。



【「愛について」(抜粋)】

愛とは思いの分量である。

波打つけれど溢れない思いの海。光り輝く思いの山脈。悲しい時は限りなく深くなる思いの井戸。幸福な時は花びらのように戦慄する思いの木。

愛とはからっぽの魂を満たすものである。今日も夕暮れの窓辺に座り明けの明星を待つ人よ。明星が輝けば静かに夢見る人よ。

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