アジアにおける海上輸送と中韓台の港湾

アジ研選書

アジアにおける海上輸送と中韓台の港湾

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出版社
アジア経済研究所
著者名
池上寛
価格
2,970円(本体2,700円+税)
発行年月
2013年11月
判型
A5
ISBN
9784258290352

グローバリゼーションの進展はヒト、カネ、モノの移動に影響を与えている。また、グローバリゼーションによって、多くの企業が海外に進出することになった。とくに、製造業では国を越えた国際分業体制を整え、世界中から原材料や部品を調達し、生産活動をおこなうようになっている。この生産活動を支えるのが国際物流であり、製造業の国際分業体制の確立は効率的な国際物流体制が確立してはじめて成立する。この国際物流がおこなわれる輸送手段としては、陸上輸送、航空輸送、そして海上輸送の3手段が考えられる。そのなかでも、海上輸送はもっとも多くの物資の輸送をおこない、国際物流の中心であるといっても過言ではない。また、海上輸送は船舶によっておこなわれ、船舶は港湾に接岸する。その意味で、海上輸送は船舶と港湾なしでは成り立たない。とくに、港湾は整備されなければ、効率的な陸上作業ができない。効率的な作業体制が整ってこそ、製造業に従事する企業から貨物を集めることが可能である。また、効率的な陸上作業がなければ、船舶が寄港しない。効率的な国際物流をおこなうためには、港湾やそれに関係する施設などインフラの整備は必須条件である。
今では港湾の貨物取扱い上位にはアジアにある港湾が多くランクされている。このことはアジアにおける港湾が整備され、発展した結果とみてよい。そのアジアにおける海上輸送の現状はどうなっているのか、あるいはアジアの主要港湾での現状や課題を検討することは、国際物流を考えるうえで重要な課題のひとつであるといってもよい。

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