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ここはお城の天守閣。双眼鏡で町の様子を見ていたお殿さまが、ある日、不思議な乗り物を発見しました。「わしは、あれにのりたい」
。初めて見る電車に、お殿さまは興味津々。さっそく町に下りて駅に向かいます。でも、切符の買い方も、車内でのルールやマナーも知らないお殿さまは――。
前作『おとのさまのじてんしゃ』に次ぐ、シリーズ第2弾。おとぼけなお殿様は、今度はどんな笑いを届けてくれるのでしょうか。
【ここがポイント】
・お殿さまのと家来の掛け合いが、ほのぼのと笑えます
・電車の中でも自由すぎる、お殿さまの行動に注目です
・絵本から読み物に移行するお子さんにぴったりです
【編集者コメント】
みなさまのご好評にお応えして『おとのさまのじてんしゃ』の第2弾ができました! 前作で初めて自転車に挑戦したお殿さまが、今回は初めての電車に乗ります。もちろん、前作同様、家来のさんだゆうもお供についていきます。意気揚々と駅に向かったお殿様ですが……。
切符を券売機で買う、ホームでは順番に並んで乗車する、車内では他の乗客の迷惑にならないよう静かにしている。私たちにとっては当たり前のことも、お殿さまの目には何もかも新鮮に映ります。
ちょっとわがままだけど、誰よりも無邪気で純粋なお殿さまのことがいつしか大好きになってしまう、そんなお殿様の不思議な魅力が満載の第2弾。
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