取り寄せ不可
検索履歴やソーシャル・ネットワークへの投稿内容から、人種・性別・年齢・住所とあらゆるデータが悪質な手段で回収されている。
それらのデータは私たちの知らない間に、サード・パーティーに流用されている。
行動ターゲティング広告はその最たる例だ。
データの不正利用はそれだけにとどまらず、全く別の人物像への捏造、就職や子育ての権利の剥奪、最悪のケースでは自殺に追い込む事件にまで派生している。
ソーシャル・ネットワークを利用する私たちは、いかにしてそれらの危険から自己を防衛できるだろうか!?
ローリー・アンドリューズ
大学教授・法律専門家。1978年、エール大学ロー・スクールを卒業後、体外受精、人工授精、代理母などをめぐる数々の訴訟にかかわる。WHO(世界保健機関)や NIH(アメリカ国立衛生研究所)をはじめ、世界各国の政府機関に対し、生殖医療ならびにクローン問題のアドバイザー、コンサルタントを務める。シカゴ・ケント法科大学で教鞭を執る一方、科学・法律・技術など各分野の研究所所長も務める。’97年、クリントン大統領に「人間クローン研究禁止」を方向づける答申レポートを提出、そのレポートは、アメリカ合衆国政府の公式見解として、ホームページに掲載された。おもな著書に『ヒト・クローン無法地帯』(紀伊國屋書店刊)などがある。
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