アセスメントにおいて必要不可欠な、現代の日本人児童・青年期のロールシャッハ反応の一般的特徴を詳述し、さらに、アセスメントからセラピーへの応用編として、フィードバック面接といった手法のみならず、ロールシャッハ法それ自体をプレイセラピーの道具として用いる可能性や、母子関係への介入方法としての試み、発達障害児・者に対するロールシャッハ法による接近など、これまでにない面接・治療技法としてのロールシャッハ法の新しい活用法を紹介する。
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