今鏡全注釈

今鏡全注釈

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出版社
笠間書院
著者名
河北騰
価格
14,300円(本体13,000円+税)
発行年月
2013年10月
判型
A5
ISBN
9784305707048

後一条帝から安徳帝の前まで、十三代、一四五年間を採り上げた、紀伝体の歴史物語の全注釈。

法皇親政を理想視し、尚古主義の一般的価値意識、また芸文尊重、そして又、貴族たちへの和歌の啓発啓蒙的意識を心に秘めつつ、和歌や芸文の美というものを、時代の流れに添って、濃やかに述べ現わした、傑れた歴史物語。

【本書の特色】 1●本文・語釈・通釈に加え、随所に「評釈」をおり込み、読みすすめ易くなるよう工夫してある。 2●平易明快な現代語訳。 3●巻末に人名索引を配した。



【 今鏡は、後一条帝から安徳帝の前までの、十三代、一四五年間を採り上げた歴史物語である。更に具体的に言えば、「大鏡」が語る万寿二年(一〇五二)の後を嗣ぎ、「増鏡」が説き始める後鳥羽院の建久年間(一一九八)の時代ごろ迄に相当をする、いわゆる紀伝体の歴史物語である。

 内容的には、この間の政治(院政政治が主となるが)の実相やその現実、貴族生活の中での芸能や文芸尊重の優美な有様、男女愛恋の王朝的優艶の日常生活の営みなどに重点を置いて、この時代の文化のありの儘の姿を、通史的な立場に立ちながら述べた作品である。】

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