ギリシャ人の真実

ギリシャ人の真実

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出版社
講談社
著者名
柳田富美子
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2013年11月
判型
B6
ISBN
9784062186766

ある日突然、国の金庫が空っぽだと国民は知らされ、外国からは「ダメなギリシャ」というレッテルを貼られ、誇りさえも吹き飛んでしまった。多くの日本人が抱いてきた「ギリシャ」のイメージは、少し前まで「古代ギリシャ」と「紺碧のエーゲ海」「アテネ五輪」くらい。そして危機以降に流れる「西ヨーロッパ」からの視点に偏りすぎた情報。これまで伝えられることのなかった「ふつうのギリシャ人」の思いや現実を探る。


ある日突然、国の金庫が空っぽだと国民は知らされ、外国からは「ダメなギリシャ」というレッテルを貼られ、誇りさえも吹き飛んでしまった。綱渡りの財政運営は今なお続く。そもそもいつ崩れてもおかしくない危うい状態にあったギリシャ経済。でも「きっとなんとかなる」「誰かがどうにかしてくれる」といった根拠のない楽観主義で、とうとう行くところまで行きついてしまった。
多くの日本人が抱いてきた「ギリシャ」のイメージといえば、少し前まで、せいぜい「古代ギリシャ」と「紺碧のエーゲ海」「アテネ五輪」くらいだった。ことに現代のギリシャについては知る機会が少なすぎた。そして危機以降に流れる「西ヨーロッパ」からの視点に偏りすぎた情報・・・・・・。
これまで伝えられることのなかった「ふつうのギリシャ人」の思いや現実を、数十年にわたりこの国に関わり、見続けてきた著者が綴る。

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