こども大図鑑恐竜

こども大図鑑恐竜

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出版社
河出書房新社
著者名
ダグラス・パーマー , 池田比佐子 , ネイチャー・プロ編集室 , 小畠郁生
価格
2,090円(本体1,900円+税)
発行年月
2013年10月
判型
B4
ISBN
9784309615554

★最先端の研究にもとづく豊富な再現CG
どのように食べものを見つけ、こどもを育てたのか?
恐竜たちの世界が生き生きとよみがえります。

★どうやって恐竜の世界を知るのかを説明!
化石などの手がかりをもとに、科学者たちがどのように
恐竜の世界を探るのかがわかります。

★おどろくべき進化の過程が明らかに!
恐竜はどのように進化し、なぜ絶滅したのか。
現在まで生きのびた鳥類も含めて、その進化の過程を説明します。


日本語版刊行によせて――国立科学博物館名誉館員 小畠郁生
 私たちは博物館や図鑑で大昔の恐竜を見るとき、胸がわくわくします。
実際に生きているすがたを誰も見たことがないので、想像するだけで、胸がときめくのです。でもイメージの手がかりはあります。第一には骨の化石。骨を順々に組み立てていけば、恐竜のかっこうがわかるはずです。骨の数が少ないと、骨のつながりや恐竜の大きさはわかりにくいものです。
 皮膚の色や生活のようすは、化石が発見された場所が第二の手がかりとなります。きめの細かい火山灰で息をつまらせて死んだ恐竜たちの化石には、長い羽毛の跡がそのまま残されていました。砂漠にすんでいた恐竜は、乾いた場所にしか生えない植物の化石といっしょに発見されます。水分がにげにくいように皮膚がぶ厚くなっていたのです。
 第三の手がかりは、今いる動物です。ダチョウにからだつきがとても良くにた恐竜がいました。何かに驚くと、ダチョウのように走ったのでしょう。最近は日本からも恐竜の骨や足跡の発見が続いています。日本では研究が始まったばかりなので、みんな恐竜の世界に迷いこみ、なぞ解きに参加してみませんか。学問的に認められている恐竜の種類は400種類ぐらいしかありませんが、専門家の推定では、少なくとも6000種ぐらいはいたはずです。発掘や研究があるたびに、新しく面白い解釈に接する喜びに出会うことができるのです。

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