声、あるいは音のような

新鋭短歌

声、あるいは音のような

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出版社
書肆侃侃房
著者名
岸原さや , 加藤治郎(歌人)
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2013年9月
判型
B6
ISBN
9784863851276

きみの歌声が聞こえる。

ここが、私たちの辿り着いた世界である。

現代に生きる悲しみを綴った珠玉の作品集。

加藤治郎

自選短歌五首



羽をもつひとと静かな声をもつひとが出会える街路樹だった



噴水のつぶつぶのようわたしたち落ちてふたたび噴きあがるみず



波音がやまないのです朝も昼もふつうの顔をつけているのに



僕たちは生きる、わらう、たべる、ねむる、へんにあかるい共同墓地で



空洞も友となりゆくゆうぐれに濡れたドロップいろの信号

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