畳屋多々見一路

畳屋多々見一路

取り寄せ不可

出版社
彩流社
著者名
杉本利男
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2013年10月
判型
B6
ISBN
9784779119484

運命の分かれ道は、畳の厚さを五・五センチに全国統一ことにあった…。

日本の文化が大きく転換していく時代を背景に、畳刺しに命を懸けた

三代にわたる畳職人の変遷を描く作品。



「――いや、六畳間と違って四畳半は忌み嫌われてなんかいない。四畳半を基準として、

それより広ければ広間、五十畳もあれば大広間だな。四畳半より狭ければ小間と

呼び慣わしているんだ。千利休が桃山時代に茶道を確立させてから、畳は茶室の

簡潔な美を立上らせる重要なものとなったのさ。この四畳半の空間から

〈わび、さび〉の深い境地が出現するんだ。」(本書「隠居生活」より)

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