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表題「じぶんのための子守歌」には、「人」ってせつないね、さびしいね、がんばるね、けなげだね、と歌っている。「ひと」っていじらしいという想いを全篇通して伝えています。▼今年で78歳を迎えた著者は――子どもの頃のじぶん自身の中身は「なぜ」「どうして」「ふしぎだな」でできていた。歳を重ねながら忘れたもの、加わったもの……いまの自分を見つめると、「こんにちは」と「さようなら」それがいまのわたしの中身だ――語り、海の波がきりなく寄せては引く感じが、「今を生きる」ということなのだと言うのです。▼生きとし生きるモノが出会いと別れを繰り返し、愛しいものを探し求める、それが人生なのでしょう。累計100万部を超えた『のはらうた』が子どもの心を代弁した「うた」だとしたら、本書は、ひとへの思いをユーモアを込めてうたい続ける、大人のための「人生の子守歌」です。
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