斬ばらりん 2(京都動乱編)

小学館文庫

斬ばらりん

取り寄せ不可

出版社
小学館
著者名
司城志朗 , 川島透
価格
681円(本体619円+税)
発行年月
2013年9月
判型
文庫
ISBN
9784094088588

舞台は風雲急の京都へ。幕末痛快活劇第2弾

長崎のオランダ坂で、めっぽう腕の立つサムライが用心棒をしているという。噂を聞きつけた福澤諭吉は、文久元年(1861年)神田小川町の勝麟太郎とともに江戸から長崎へ書状を送る。オランダ坂のサムライは、妻子とともに薩摩の関を破ったあの脱藩浪士にちがいない――故島津斉彬の秘蔵っ子で合伝流の鉄炮師範をしていた男・斬(しばし)善次郎だ。
書状は善次郎の妻の萌と一子・爽のもとに届くが、善次郎はこのとき倒幕過激派の妨害工作に対抗する用心棒として京都にいた。江戸に福澤を訪ねたのち、長崎に帰り着く善次郎。異国の風が吹くグラバー商館で、本国アメリカにも出回っていない最新式のライフルを目にした翌朝、斉彬から下賜された愛刀に暗号のような不思議な模様を見つける。かつての盟友・新納亀十郎に思いを馳せ、薩摩藩の秘密を胸に秘め、妻子を連れふたたび京都へ向かう善次郎だが、薩摩の実権を握る島津久光もまた一千の兵を率いて上洛を目論んでいた。
蕃書調所頭取助に任じられる勝麟太郎(海舟)、土佐勤王党を脱藩する坂本龍馬、奄美を離れた西郷吉之助(隆盛)ら幕末の志士とともに、風雲急の時代をニューヒーローが疾走する書き下ろし痛快活劇第2弾。




【編集担当からのおすすめ情報】
小説家と映画監督のコラボレーション作品ならではの、壮大なスケールとロマンで描いた幕末エンタテインメント小説です。実在した坂本龍馬や西郷隆盛らお馴染みの幕末志士と、鉄炮の使い手で剣も手練れとして描かれる魅力的な主人公との場面は、この作品でしか体験できない興奮があります。ぜひ前作の書き下ろし文庫『斬ばらりん』とあわせてお愉しみください。

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