東西交流の中継地、敦煌には、東西南北からさまざまな食材が集まり、多様な調理法が導入され、それにともなう多様な食習慣も取り入れられてきた。本書は、20世紀初頭に敦煌莫高窟から発見された文書や石窟壁画などの資料を用いて、当時の人びとが口にしていた食べ物の種類・名称、調理法、食習慣および中国と西方の食文化の交流などを明らかにする。カラーおよびモノクロ図版150点を収録。
中国における敦煌学の第一人者が多数のカラー図版とともに一般読者に向けて書き下ろし、高い評価を受けた「走近敦煌叢書」の日本語版。日中共同出版。シリーズ第2巻。
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