世界で初めてにして唯一、医学書分野でユネスコ世界記録遺産に登載。
予防医学から末期がん治療まで、東医宝鑑から見える、韓医学の21世紀医療への果敢なる挑戦!
東医宝鑑(とういほうかん)とは、17世紀初めに医聖・許浚(ホジュン / 1539年〓1615年)が宣祖の命を受け、それまで様々に分かれて進展していた東アジアの医学を体系的に整理し、16年を かけて完成させた医学書。中国・日本を含めて広く流布した。
本書は、韓国公営メディアKBSが制作した番組『東医宝鑑』の完全邦訳書籍です。
『東医宝鑑』の驚くべく歴史的貴重資料と医学的見識を紹介、そして著者・許浚(ホジュン)の事績と人物像に迫る。
ビジュアル多数。
・世界記録遺産としての価値と医学的見識を解説
・アジアの医学史を俯瞰しうる歴史的資料と記録を収載
第1章 経絡で難病に挑戦する
経絡の存在や根拠は今まで非科学的な理論であると思われてきた。
しかし、経絡は人間第三の神経系として存在を確認されていてこれを利用する各種治療が開発されている。
人間第三の神経 経絡の存在を明らかにする
ルーゲリック病は絶望ではない
椎間板ヘルニアと筋肉痛 手術だけがこらえではない
更年期女性の招かざる客 顔面紅潮症
<経絡の歴史>
第2章 韓医学で不治の病の実態を掘り起こす
がんは七情のうち鬱火で起きると東医宝鑑に書かれている。
七情が互いに絡み合こと、心のストレスなどが溜まって解消できなくなると鬱症になり、がんが生まれる。
そのため、治療の基本は心を治め、平静を取り戻すことである。
体だけでなく心を治すこと。これが韓方治療だ。
がんは克服できないものではない
六鬱症と?血を解消すれば、がんが消える
鍼と灸で苦痛と戦う
漆の抗癌効果
<薬なしで健康を維持する食べ物 東医宝鑑>
第3章 現代化された韓医学が世界に進出する
韓医学の長所は、患者の全体を見ながら体と心を治療することだ。
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