奈良の昔話 第5巻(大和路の沿線風景)

奈良の昔話

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出版社
ブレーンセンター
著者名
増尾正子
価格
1,047円(本体952円+税)
発行年月
2013年6月
判型
A5
ISBN
9784833906159

『奈良の昔話 シリーズ』の第五巻として刊行された本書は、著者の祖父や祖母から伝え聞いた事に、見聞し調べた事を書き加え、大和路沿線の表情の変遷が綴られています。







著者、増尾さまの生家は、世界遺産にも指定され、

現在、奈良町として脚光を浴びている元興寺の元境内地です。

そこで、約160年前の安政元年から「砂糖傳」の屋号で、

砂糖の卸業などを綿々と営業を続けてこられました。



著者は1歳の時に生母を亡くし、その姉に可愛がられていたため、

母の実家のある大和高田と、JR桜井線を使って、

幼い頃から往ききしていました。



また、信仰深い祖父に手を繋ぎ連れられ、

生駒の宝山寺や桜井の三輪神社へ、毎月のようにお参りに出掛けていました。



本書には、筆者が幼児の頃、心に刻み込まれた車窓からの情景に、

祖父や祖母から伝え聞いた事だけでなく、見聞し調べた事を書き加えて、

大和路沿線の表情の変遷が綴られています。



「奈良町の懐かしい情景」として、千年以上、

人々の生き様を刻み込まれた街に受け継がれてきた風習や、

懐かしい思い出を書いた章が加えられています。

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