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「このままでは死んでしまう」。呼吸困難に陥り、救急搬送された著者。そこで下されたのは、“うつ病”の診断だった・・・・・・。『快楽』シリーズや『悪名の棺 笹川良一伝』などのベストセラーで知られるノンフィクション作家が初めて明かす闘病の記録。自らの体験と患者への取材から浮かび上がる、病の知られざる実態。そして、主治医との対話の中から見いだされた「希望」とは、いったい何か。
激しい動悸が、時間や場所に関係なく起きる。
手足が鉛のように重くなる。
なぜかわからないが、やたらと死ぬことを考えてしまう。
そしてある日突然、呼吸ができなくなった。
救急搬送された病院で、私を待っていたのは、
予想すらしなかった「うつ病」という診断だった・・・・・・。
患者数70万人超。「現代の国民病」と今も闘い続ける
ベストセラー・ノンフィクション作家が、衝撃のカミングアウト。
死ぬ日を決めて遺書を用意したサラリーマン
恋人からうつを“うつされた”派遣社員
発作の苦しさに泣き叫ぶOL
など、患者への取材と自分の体験に基づいて、
うつ病の知られざる実態と、苦しみのなかから見いだした
新たなる希望を克明に描き出す。
【目次】
●第1章 死に至る病
●第2章 医師にすがるか神にすがるか
●第3章 かかりつけ医をさがして
●第4章 放浪の果てに
●第5章 ローンが組めない
●第4章 それぞれの「うつ病放浪記」
●第7章 命を諦め始める季節
●第8章 本当に大切なもの
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