1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
幕末の日本の医療水準は世界一。
南方仁《JIN》は漢方が効くことに、
むしろびっくりしたはず……。
西洋医学と東洋医学はからだの見方が違う。つまり違った言語で人の体を見ている。そして、お互いに得意分野が違う。「なんとなく調子が悪い」とか「冷え症がなおらない」とか、病名がつかないものは、むしろ漢方のほうが得意とする。漢方の特徴と、歴史的な経緯を知れば、納得して、ゆっくりと自分の病や不具合に向き合うことができる。しかも漢方には「手の施しようがない」という考えがない。症状に合わせて治療はずっと続けられるのだ。
2007年に免疫疾患のひとつである原田病にかかった森まゆみさんが、津田医師に教えを乞うた。西洋の体系と漢方の体系がぶつかり、ひずむ所から何が見えるのか。総合医療としての漢方のこれからを考える。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。