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著者の岩崎航は、仙台市在住の37歳です。
3歳で進行性の筋ジストロフィーを発症。
現在は常に人工呼吸器を使い、
胃ろうから経管栄養で食事し、
生活のすべてに介助が必要な体で
ベッド上で過ごしています。
しかし、自殺願望に覆われた10代、
身体の苦しみに苛まされた20代を越え、
30代の今、力強くまたユーモアを交えた詩を
生み出し続けています。
管をつけると/
寝たきりになると/
生きているのがすまないような/
世の中こそが/
重い病に罹っている
(「貧しい発想」より)
ただの闘病記にはない、
すべての生きる人に勇気を与える
新時代詩人のデビュー作です。
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