人類と感染症の歴史

人類と感染症の歴史

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出版社
丸善出版
著者名
加藤茂孝
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2013年3月
判型
A5
ISBN
9784621086353

「得体の知れないものへの怯え」を超えて 著者はウイルスの専門家。ウイルスは人に感染し、社会制度、政治、社会心理など極めて関係が深い。2003年SARS、2009年「新型インフルエンザ」の緊張と混乱は人々の不安を増した。感染症が社会に対していかに大きな影響を与え、いかに歴史を動かして来たかを本書で明らかにする。なぜ、感染症は絶えないのか?なぜ新たな感染症が出現してくるのか?人類はどのように感染症と戦って生き延びてきたのか?科学はこの見えないものへの怯えをいかに減らしてきたか?そして、我々は、どこへ行くのか? 本書の内容は、感染症を40%、歴史を40%、残り20%をその間を繋ぐ社会心理的なものに充てた。感染症の歴史は、人々の不安の歴史でもある。明治期より近代微生物学の進展がその不安を減らしてきた。それでも、肉眼で見えないことの恐怖は消えない。次々と新しく出現する新興感染症。

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