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おとぎ話・神話と、心理学的アプローチによる創作のメソッド
主人公の魂の成長、自己実現の旅の軌跡をどう描くか。本書では、ユング心理学をはじめとした心理分析において、コンプレックスの仕組み、「影」がキャラクターに与える影響などを紹介します。中でも物語創作には欠かせない「女性性(ヒロイン)」というアーキタイプに着目することで、革新的なシナリオを生むための創作法を解き明かします。
また、ヴァージン、娼婦、母/女神、愛人/王、ファム・ファタール、暴君、老婆、魔女、守銭奴など多数のアーキタイプを提案。これらを比較しながら、それぞれが物語上で担う役割やテーマを考えることで、シンボリズムを有効に使うための原則を説いていきます。映画やテレビの脚本家はもちろん、魅力的な主人公を書きたい小説家やゲームシリオ作家、アニメーターにも役立つ一冊です。
■『作家の旅 ライターズ・ジャーニー』著者、クリストファー・ボグラーによる序文
■ヒット映画の豊富なストーリーテンプレート、創作に使えるワークシート付き
本書を読んで、男性の視点と異なる語り口と思考に驚いた。著者ハドソン氏はヒーローに対するヒロインといった呼び名をあっさりと捨て、「ヴァージン」というアーキタイプを提案している。(…)難しくなりがちなアーキタイプや心理学の理論について、これほどすっきり明確に書かれたガイドブックは他に例をみない。(…)本書はジョーゼフ・キャンベルや私の著作と並行して読めるように書かれている。
──クリストファー・ボグラー(序文より)
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