JunCture 第4号

特集:インタラクトする風景

JunCture

取り寄せ不可

出版社
名古屋大学大学院文学研究科附属「アジアの中の日本文化」研究センター
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2013年3月
判型
B5
ISBN
9784305002945

名古屋大学日本近現代文化研究センターが刊行する機関誌、『JunCture(ジャンクチャー) 超域的日本文化研究』第4号。[※JunCtureというタイトルには、日本文化を、学際的かつ国際的な研究課題の結節点(juncture)として捉えようという意味合いが込められています。]



学問のグローバル化という現代的な課題に対応するために、何をどう発信していくのか。一国主義的・自国中心的な意識や方法をいかに克服していくか。それらに具体的に取り組んでいく、実践の書です。



第4号の特集は「インタラクトする風景」です。?

風景は、自然と人為がインタラクトするなかで初めて成立した。インタラクトの渦中にあるそれは、感動と恥じらい(ペトラルカ)、眺望と隠れ場(アプルトン)など、さまざまな両義性に突き動かされている。この両義性ゆえに、風景は、各種メディアとインタラクトし、人や街を変容させるにもかかわらず、時を超えてその風景じたいをつないでいくという不思議な力をもつ。5編の論考にあわせ、写真グラビアを構成する四人のアーティストの眼差しもまた、インタラクトの産物であると同時に、読者とインタラクトするのを待ちのぞんでいる。

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